日本人は牛肉でも何でも、きれいにサシの入った霜降りの肉が大好きです。

手頃な価格で海外産の牛肉が手軽に手に入るようになった今でも、有名なブランド牛を始め、国産の牛肉の方を好む人は多いようです。



かつての海外産の牛肉の品質や安全性の問題もありましたが、その問題がすっかり落ち着いた今でも、国産牛の肉質が好みなのでしょう。

牛タンも、かつての焼肉食材の中で目立たない存在だった頃は、固くて薄切りで提供される事の方が多く、牛タンとはそういうものだというイメージも根強かったのですが、今では牛タンの根元に近い中心部分を贅沢に取り出し、その柔らかい部分を芯タンと呼んでタンの中でも高級食材のようなポジションに位置しています。

仙台名産牛たん

芯タンは食べる際の大きさを、他のロースやカルビなどの部分のように、かなり厚く切っても簡単に噛み切れる位柔らかく、しかもタンならではの食感と旨味がある為、「牛タンなら絶対に芯タンが美味しい」という人が多くなったのも頷けます。

しかし、タンの先端部分も薄くスライスして食する事で、その固めの肉質を食感として楽しむことが出来ます。

仙台名物炭火焼牛たん詰合せ「B-03」(かまぼこの鐘崎) - 47CLUB

牛肉の中でも他に無い歯応えが楽しめるので、少し固めのタンの方が好みと言う人も決して少なくないでしょう。

固いから美味しくないのではなく、良い牛肉であればタンの先端に近い部分もタンとしての旨味がしっかりあるので、切り方と火の通し方を変えることで、芯タンとは違う美味しさを味わう事が出来るでしょう。